くあが実際に読んで(もちろんかぁちゃんも読んで)気に入っている、中学生にお勧めの本を紹介します。
風が強く吹いている(三浦しをん)
【ストーリー】
箱根駅伝を走りたい――そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何? 走るってどういうことなんだ? 十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく……風を感じて、走れ! 「速く」ではなく「強く」――純度100パーセントの疾走青春小説。
くあが、国語の先生のお勧めだから読んでみたい、と手に取った一冊。(中36月に購入)
読み始めたら、とても面白かったようで、文庫で672ページあるのに、2日間で読み切っていました。
ストーリーは、10人の若者のそれぞれの立場や気持ちが入り混じって物語が進んでいきます。
私は走るのは苦手。くあは起立性調節障害もあり、長距離走はできませんが、「走る」という行為の描写に、あぁ走るってこういうことなのか、と走ることに魅せられている人の気持ちが分かるような気がしました。
私は、続けて2回読みました。
1回目は、ストーリーの続きが気になって、わくわくしてどんどん読み進めてしまい、2回目は、細かい描写や人の気持ちをじっくり味わいながら読みました。
かぁちゃんが一番好きな文章。
俺が考えていたより、世界はずっと複雑なものだったんだ。でも、俺を混乱させるような、嫌な感じの複雑さじゃない。
走が仲間に出会い、今までと違った環境の中に置かれたときの言葉。娘にもこういう気づきがいつか来るんだろうなぁ。いい印象の気づきがあって欲しいなぁと印象に残りました。
これ、映画にしたら面白いだろうなと思ったら、2009年に映画化されていました。
Amazon prime videoで、見放題メニューにありました。
映画も面白い!
初めに2人がご飯を食べるシーンがでてくるのですが、パッと見て、誰の役かすぐわかるくらい、イメージとぴったりでした。
本と映画と、両方楽しんでもらえるオススメの作品です。
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モモ (ミヒャエル・エンデ)
【ストーリー】
時間どろぼうと,ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子モモのふしぎな物語.
モモは、時間に使われるのがイヤなのです。時間に追われるのもイヤです。
1974年にドイツ児童文学賞を受賞した作品で、人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に〈時間〉の真の意味を問う、エンデの名作。
私が高校生の時に出会った本です。ミヒャエル・エンデの名作。
すごく心に残りましたが、大人になって忘れていました。
娘が小学校高学年の時に、この本のことを思い出して、また読み直しました。
本当の効率とは?無駄とは?幸せとは?大切にしたいものを自分は大切に出来ているのかなぁ?と思ったり考えたり。
何度読んでも、違うところが心に残り、また読み直したくなる作品です。
娘が読んだのは、中学校に入ってからでした。
時間の大切さと、モモのキャラクターが心に残ったと言っていました。
娘は怖がりなので、灰色の人たちが怖かったようです。
これは、大人たちにもおすすめしたい作品です。
まとめ
くあとかぁちゃんのおすすめの本を紹介しました。これからもどんどん足していきますね。
二人とも、主人公が複数いてそれぞれの立場で話が書かれて、最後に話が結びついていくような本が好みな気がします。
気に入っていただける本がひとつでもあると嬉しいです。
かぁちゃんが読んで 中学生にはおすすめしない本
くあにはおすすめしない本も記事にしました。

ちょっと読んでみたい、という本もたくさんあり、私もお世話になりっぱなしです。
借りられるのが合計10冊で、端末は複数登録可能です。
手持ちのタブレットやスマホでもアプリをいれて使えます。
無料期間も30日あるので、使いこなせるかな、と思ってもお試し期間で確認できます。